①困っている人を助けなきゃ!「助けたい星人」が止められない人たちへ!

~本当は自分も助けられたいのに、人を助けたいが止まらない人ではないですか?~
こんにちはカウンセリングサービスの美吉風香です。
あなたの身近なところにもこんな人はいませんか?
自分の事はさておき、いつもいつも誰かのことを助けている人。
そんな心優しすぎる人を私は「助けたい星人」と呼んでいます。
みんなの知ってる正義の味方、ウルトラマンとかアンパンマンのような
困っている人を助けるために生きているような感覚の持ち主です。

だけど自分がしんどい時でも
365日、24時間、いつもいつも「助けなきゃ!」と胸を痛めているのは心が疲れてしまいますよね。

助けたいと感じてる当の本人が実は助けてられたい人なのかもしれない…。
心当たりはないですか?

カウンセリングで、そんな心優しい「助けたい星人」が自分の幸せを感じられずに苦しんでいるご相談をよくうけます。

まず「助けたい星人」ご本人が癒されて幸せになってほしいと思います。
そして自分の本当にやりたいことをして幸せを感じてほしいです。

誰かを心配して疲れて生きる人生ではなく、自分の喜びを感じて幸せに生きるためにも、自分が助けてられたい人だと気づいて欲しいです。

私の実体験も交え2回に分けてお伝えしたいと思います。

「助けたい星人」の子供だった私のエピソード

私は小学生の頃TVに映る、遠い国の恵まれない子供に胸を痛めて寄付をする子供でした。大人になっても貧困を救う公共団体に寄付をしていました。
私はいい人をアピールして言ってるのではないのです。
今ふりかえるとわかるのですが
「ごめんなさい」という気持ちが強かったから寄付をしていました。

TVに映る栄養失調の子供を見ていると
あまりにも辛くてたまらないから
これぐらいでもせめて…という感覚で
子供の頃はお年玉から寄付をしていました。
「寄付をするのでお願いです、神様に救われてください。
見ているとしんどくなるから早く救われてください。」と感じていたのです。

これって寄付をしてせっかく良いことしているのに
感じている感情はしんどいって最悪ですよね…。
もちろん小学生の頃の私は自分が寄付をする動機に
「助けられなくて、ごめんね」を感じていたとは気付いていませんでした。
ただ映像をみていると居ても立っていられないくらい
逃げ出したいくらい胸が締めつけられて苦しかったのです…。
異国の貧困は決して小学生の私のせいでないのは、子供の私にももちろん分かっていたのですが、無意識に助けられない自分に罪を感じて自分を責めていたのでした。

心理学を学ぶようになり、この胸を痛めていた正体が「罪悪感」だとわかりました。
「罪悪感」とは自分は罰せられるに相応しい存在と感じる事です。
次回は「罪悪感」をもっているとなぜ
人を助けようとしたくなってしまうのかをお伝えしたいと思います。

⇒②へ続く

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