⑦母子癒着でお悩みの方へ
母子癒着でお悩みの方へシリーズの7回目です。
⑤⑥では「私が母を下に見て、助けようとしていた話」をしました。今回は「母を上に見て、母を頼り助けられていた自分に気付いた私」についてお伝えします。
こんにちは。自分自身の心と繋がりたい、幸せや安心感を感じられる生き方をしたい方をサポートする心理カウンセラーの美吉風香です。
母に助けられていた私
子供は一人では生きて生けません。親に面倒を見てもらい助けてもらっています。
私は子供時代に親に数えきれない程にお世話して助けてもらい育ってきました。
けれども子供時代に母を助けなくてはいけないと感じすぎると、自分は守られていないと怒りも持ちます。
「私はこんなに気を遣ってお母さんを助けている」
「それなのに、お母さんは私を助けてくれない」
「お母さんは私を怒ってばかりで悲しい」
という怒りを、持っていました。
ですがそれを認めていくのは「大人なのにそんな感覚を持っていることが惨め、屈辱だ、恥ずかしい」など感じていた気がします。
「頑張ってきたことを承認してほしい」と心の奥で願うのみで、言葉にして伝えることができませんでした。
ケンカも「コミュニケーションの一部」になっていればいいということです。
愛の受け取り拒否をしている?
私は大人になってからも、心を「子供の位置」に置いたままで、文句を言いたくなっていました。
当時は「母親=自分のことを理解するべき親」と感じていたから、文句や不満を抱いていたのです。私は母を下に見つつも、精神的に甘えていたのです。
「自分を俯瞰できるようになった」と言えますから、一歩前進したということになります。
もしも自分一人で探し出すことが難しいなと感じるようでしたら、お手伝いできますので、是非お声をかけてくださいね。
そこまできると「得体の知れない感情」だったものが、「自分で扱えるもの」に変化します。
「未消化になっている子供の頃の痛み」を心理セラピーで癒すことは、とても効果的だと経験上、私は感じています。
よかったら是非、カウンセリングで私のセラピーを受けてみてください。
母子癒着でお悩みの方へは⑧へと続きますが、またお楽しみにしてくださいね。
①母子癒着でお悩みの方へ
私の母子癒着エピソード、母子癒着の私からみえていた世界
②母子癒着でお悩みの方へ
私が母となぜ母子癒着になったのか、そのせいで私にどんな問題が起きたか
③母子癒着でお悩みの方へ
子供時代の記憶、消化できなかった痛みを感じて消化していく大切さ
④母子癒着でお悩みの方へ
母子癒着を切り離していくために「境界線をひく」
⑤母子癒着でお悩みの方へ
お母さんを助けようとする心理に隠れていた問題
⑥母子癒着でお悩みの方へ
母を見上げる、母の凄さに気付いた時
⑧母子癒着でお悩みの方へ
母親の子供に対する影響力、私たちが本当にしたかったことは?
⑨母子癒着でお悩みの方へ
母親を許せないことで自分を責めないでくださいね