不安や恐れでいっぱいの方へ

「一人でいると不安になって辛いです。不安と恐怖で居てもたっていられなくなります。」カウンセリングをよくご利用くださる方でこんな風にいつも悩んでいる方がおられました。

その方が前回のカウンセリングで、「安心感ってこういう感覚なのかって初めてわかった気がします!!」
とても嬉しそうにおっしゃってくださったので、不安を感じるかたのヒントになると思い、ご紹介させていだきますね。

怒りを表現するのがありのままの自分の姿?

A子さんはカウンセリングをうけるようになって15年以上たっておられました。
(このクライアントさんをA子さんとします。)

初めの頃よりも随分精神的には楽になり、
ほしかったパートナーや子供をもつことができ
諦めていたものが手に入り人生が好転してきたそうです。

よかったです!!

カウンセリングで人生が好転できると知っているから、こうやって継続してカウンセリングを続けておられるのですね。

でもそれでも、一人になると不安になる問題はまだ直らないので、子供のためになんとか変わりたいと
私のカウンセリングを使うようになられてまだ間もないですが、アドバイスにも一生懸命に耳を傾けてくださいました。

A子さんはカウンセリング中は言いたいことを我慢せずにいっぱいに話されておられました。

普段は辛抱強く、たくさん我慢されておられるのでしょう。
カウンセリングではどちらかとうと(無理やり?)、頑張って怒りを発散されておられました。

「昔は怒りを感じて話すことも伝えることも何もできなかったから、いまは本当にありのままの自分でいられるようになりました!!!」と前回のカウンセリングのはじめにおっしゃいました。

でも私はその時こう伝えました。

「A子さんの思っているありのままの姿の私は怒っている姿だけど、もしかしたら、本当は違うかもしれませんね。
A子さんの心の奥にある感じたい感情、表現したい感情は怒りでないかもしれません。」

「今日は、ちょっとチャレンジしてみましょうか。心の奥の方にあるまだ感じられていない本当の気持ちを感じられたらいいですね。

怒りは「感情の蓋」

心理学では怒りの感情のことを「感情の蓋」と表現します。

ほかの感情を感じることができなくて怒りがわくこともあります。

ほかの感情がでてくるのは都合よくないから怒りの感情でごまかしていることもあります。
怒りがほかの感情がでてこないように邪魔をしているような感じです。

その怒りさえも我慢して感じないと感情は何も感じられない状態に陥ります。
感情の抑圧状態です。顔も無表情になってしまいます。

A子さんは幼少期、家族に恐怖を感じるほど怒る大人がいて、家は安心していられる場所ではなかったそうです。

恐怖と不安でいっぱいの中で育っており、大人の顔色を伺い、怒られまいと気を配ることが常に最優先でした。

なので、自分の感情を子供として受け止めてもらえておらず
自分の心が何を感じているのか、自分の心に寄り添うことがどうやってしたらできるのか、
大人になっても普通にわからない状態でした。

A子さんは、自分自身の抑圧してきた感情を感じたくて、感情の蓋といわれる「怒り」を表現したら感情が感じられるだろうと、心理学をの勉強を通じて理解をされていて、それで必死に怒りを表現されていたという訳でした。

安心感を感じやすくなるために

A子さんが、安心感を感じやすくなるために
私はこの日のカウンセリンでこうアドバイスしました。

今日はこのカウンセリングの時間の間だけ、感じることに集中して頑張ってみてください。頭で考えるのをやめようとしてみてください。

こうするのが正しいとか判断するのもやめてみてください。

言葉がでてこなかったら無理に言おうとしないでださい。

胸に手をあててみて手のぬくもり感じてみてください。
掌で、ここがただ何を感じるかだけに集中してセラピーをやってみましょう。

自己受容できたときの安堵感

A子さんは怒りの感情で蓋をしていた下にあった感情と一瞬繋がれた瞬間がありました。

ただ目から涙がポロポロと流れておられました。

これまで現れていた怒りの表情とその表情は違いました。
涙の流れ方も明らかに違う様子でした。

そしてしばらくして放心状態になって穏やかになられました。

「風香さん、初めてです。これが安心感という感覚なのかもしれませんね。
なんだかすごく経験したことのない心地よさです。初めて体験したような気がします。」

怒りの感情を発散もされていましたが、
それだけでなく、その下にある感情を感じることができておられました。


自己受容、それは自立していくこと

本当に感じたかった感情、気づかなかった抑圧していた思いは人によって本当に様々違います。

悲しかった
わかってほしかった
寂しかった
怖かった
側にいてほしかった
遊んでほしかった
こっちを見てほしかった
助けたかった
役に立ちたかった
大好きだった

感じたかった感情や見つめてもらいたかった気持ちに出会われたとき
皆さん、なんともいえない安堵した顔を皆さんされます。

自分が自分を理解していく
自分が自分の心、感情を受け入れて繋がっていく

自己受容できてくると
不安は減り安心感は高まっていきます。


こうやって心は成長していきます。
一人でも安心していけるようになり自立していきます。

今までずっと気づかなかったけど
自分ってこんなこと思っているんだ!
びっくりするような自分の感情に出会われ驚かれます。

人は自分が何を感じてるかわからないと本当に様々な思いや感情が隠れています。
自分に対して自信も感じられないし、
漠然と不安や恐怖をいだくものだとおもいます。

自分を理解して俯瞰してみる力をつけられたら余裕が持ちやすくなります。
ぜひよかったら、生活にカウンセリングをとりいれてみませんか?


<怒りの感情に関する過去のブログ↓>

①あなたも実は怒っていませんか?

自分自身の心と繋がりたい、幸せや安心感を感じられる生き方をしたい方をサポートする心理カウンセラーの美吉風香です。ぜひ心の根っこを育てましょう。     みなさん突然…

②あなたも実は怒っていませんか?

  自分自身の心と繋がりたい、幸せや安心感を感じられる生き方をしたい方をサポートする心理カウンセラーの美吉風香です。ぜひ心の根っこを育てましょう。 怒りには、3種…

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