やりたいことを諦めない婚活②
「自分のやりたい事があるのにできてない、楽しむことをなぜか先送りしていることが悩みです…。」
前回のブログの続きです。カウンセリングを受けるようになられたというお客様から、ご相談の中で「自分にかけてる制限をはずす方法ってなんですか?」というご質問をいただきました。
「ジャニーズが好き」と言えない⁉
前回は婚活中は「猫を飼ってはいけない」という制限を自分にかけていたご相談でした。
お客様はもう一つ制限をかけてることに気づかれたんです。
「ジャニーズです。」と答えてくれました。
「私はジャニーズがとっても好きなんですね。でもなぜかお見合いの相手や、彼氏ができても、“ジャニーズが好き”って絶対に言えないのです…。」
「もっと堂々とファン活動を楽しみたいのに、なんだかいけないことをしてるようにコソコソと隠してしまってる気がします…。」とお客様はとても切なそうにおっしゃいました。
その大好きなジャニーズ愛を、好きな人に語れないのはさぞかしお辛いのだと察しました。まるで私は嘘をついてる・・・ごめんなさいという感じなんだと感じました。
「隠さなくていいですよ。“ジャニーズが大好きなの”って言っていいですよ!むしろその方が婚活上手くいくと思います。」と私は伝えました。
好きは大切な自分の一部分
「なぜジャニーズが好き」とお客様は好きな人や周りに話せないのか??
お客様は私にご相談されるまで、ご本人の深層心理にあった、あるとらわれに気づいておられませんでした。
それは…
面食いと思われる…。
面食いだと思われたら相手から周りからきっと嫌われちゃう…
と強く信じておられました。
面食いって思わる、そしてきっと嫌われる。。。それ本当にそうでしょうか?
これもカウンセリングの中で「猫を飼いたい」の時と一緒のように探っていきました。
私はお客様に大学時代のわたしの友人のエピソードをお話しました。
その友達はジャニーズの嵐の大ファンでした。お付き合いしていた彼がいましたが、彼にはどれだけ嵐のファンなのかを楽しそうにいつも話していました。
「“私=嵐のファン”だと理解してもらうのは当然よ~♡」
「嵐のファンを我慢していたら、ストレスたまって生きていけないと思う。
彼氏は彼氏で大好きだけど、嵐は夢をくれる大事な活力なんだとしっかり理解してもらってる。」とぶれずに言っていました。
(その友人は、その彼に向けても「あなたが好き♡」という笑顔をちゃんと届けてきたのだと想像しています)
そして、友人はその彼氏と結婚して女の子が生まれ、嵐のコンサートに夫と共に娘をつれて家族で楽しんでいる。というなんとも微笑ましいエピソードをお伝えしました。
「それすっごいいですね!!そういう家族が理想です~~~!」とお客様は目をキラキラさせておっしゃいました。そのとき、理想の旦那像を想像されていたようです。
黄色い声援をしてノリノリで楽しむ友達の姿を彼氏さんは微笑ましくみていたのだと想像します。
そんな彼女の姿を「よかったね~」と一緒に喜んでくれる彼氏さん。その彼氏を旦那様に選んだ彼女。
嵐のファン楽しみながら理解ある旦那も手に入れて「幸せだ~」と胸を張って言える彼女は輝いてました。
好きなものを好きだと感じれる感覚の大切さ
自分の好きなものを、自分が嫌われる原因にして隠すのか?(自分の喜びに制限をかける)
自分が好きなものは自分の喜びだと胸をはって楽しむ?(自分の喜びに制限をかけない)
この差にはどうやら「他人軸・自分軸」というものが関係しています。
やりたいことや好きなものが例えマイナーな少数派なもので例えオタクだと思われがちなものだったとしても
もしかしたら自分の感覚に自信があると、たとえ周りが自分の好きなものに対して否定的だったとしても、
自分は「よいものだと分かってる」とぶれないのでしょう。
自分のその価値を信じる目は、自分が自分に持ってる信頼だったりします。
自分の中に軸があるということです。
自分の軸で生きている人
楽しそうにしてご機嫌で生きてる人
なんだか自信が溢れてる人に人は引き寄せられていきます。
あなたの好きなものを好きだと感じる感覚は、どーでもよくなくて、とっても素晴らしい大切なことなんです。
子供の頃の親との関係を疑ってみよう
自分の好きなものをごまかして隠してしまおうとするのは、子供の頃からもっているパターンである方がカウンセリングをしていて多いように感じます。
自分の感覚を誰かに馬鹿にされるのではないか?
それは間違っていると怒られたら困るから好きなものでも隠しておこうとなる原因だったりします。
子供の頃にお母さんの顔色を伺って
お母さんの心を先読みしてお母さんの好きなものを好きなふりをしてみたり
お母さんを喜ばせることを優先してきてて自分の気持ちを後回しにしてきたりしませんでしたか?
こんな風にして、自分の感覚より誰かの感覚を優先する癖を知らないうちに持っているケースもあります。
子供の自分が好きなものを好きだと言っても
お母さんも「それとってもいいね!素敵だね!」って一緒にただ喜んでほしかったのかもしれません。
もしかしたらお父さんに「お父さんもそれ大好きだよ♡」ってただ笑って欲しかったのかもしれません。
何かその時にご両親が忙しくて余裕がなかったのかもしれませんが
心の奥ではどうやら、親に拒絶されたかのように深く傷ついてしまっていて
親の言うことが正しくて、自分の感じる感覚は間違っているから正さなくてはいけない
そんな強い信念が深層心理の中にできあがってしまっている事例がよくあります。
(このような気づきをカウンセリング受ける前から自覚できてる方はほとんどおられません)
制限をかけないで自分に与える方法は
自分が自分の心から好きなものを胸をはって認めれる自分
親の目を気にしている、他人軸でいる自分の癖に気付いて
自分軸を育てなおしてしていくことが有効なことかもしれません。
自分がどうしたいのか
自分がどんなときにHAPPYなのか
誰かが決める人生でなく、自分で感じながら選択して決める人生にする
自分が心から好きなことをいきいきと楽しんでいきましょう!!
その自分を一緒に喜んでくれるパートナーを引き寄せていきましょう。
相手のパートナーの楽しんでいる姿を喜べる自分を育てていきましょう。
自分で気づけない自分の無意識の癖を探すのは難しいことです。
婚活の行き詰まりを意外なところから突破していきましょう。ぜひカウンセリングをご利用くださいね。