⑩母子癒着でお悩みの方へ

今回お伝えするのは母との誤解を解いたエピソードです。私の心が癒されておきた、捉え方の変化を詳細に書いています。

「母子癒着でお悩みの方へ」シリーズにして書いたブログは10回目のこれで最終回です。次回は振り返りのまとめページをアップしたします。

こんにちは。自分自身の心と繋がりたい、幸せや安心感を感じられる生き方をしたい方をサポートする心理カウンセラーの美吉風香です。

私は母に愛されていない…


母との誤解を生んだエピソードをはじめに説明いたしますね。

私は20歳のころ恋人と別れました。彼は本当に素敵な男性でしたが私から離れました。私のかかえていた「親密感に対する恐れ」や「罪悪感」が、原因だったと思います。

私は自分を人としておかしいと強く感じるようになりました。

自分を責め続けていると、気がおかしくなりそうで一人でいることが怖く感じるようになっていました。思い切って母に「しばらく実家に帰りたい」と電話で相談してみたのです。

かなり深刻に参っていたので「すぐに帰ってきなさい」と言ってもらえると期待していたのですが、母はひとしきり聴いてくれた後、少し困ったように…

「人は誰でも孤独なものよ。お母さんは孤独な時は本を読んで乗り越えた。だからあなたも一人で頑張りなさい」と強く言い切りました。

このとき「私はこの孤独から一生救われない…」と恐怖を感じて、心が凍り付きました。

子供の頃から「母に愛されていないのでは?」と疑っていたのを、20歳の私は「やっぱりそうだった」と思いこんでしまいました…。

気が付くと私は過食症になっていました。

何気ない会話から気づいた真実

数年前、妹との何気ない会話からあることに気づきました。

「お姉ちゃんが家を出て大学にいった後、お父さんはもっとひどく荒れるようになったんだよ…。お母さんと毎日本当に大変だったんだ」とのことです。

初耳でした。そしてその時、妹のこの言葉からふと気づいたのです。

「母は荒れている父親の姿を私に見せたくなくて、『一人で頑張りなさい』と言ったのでは?」と。母にとって苦渋の決断だったのでは、と感じるようになりました。

(昔の私なら気づかずに、「お父さんはいつも大変だったよね。。」で流した内容かもしれません)

20歳の私は「母に見捨てられた」と思い込み、心が凍り付いていましたが。

それは誤解でした…。

母は私に愛情をもって接してくれていた…。

母の愛情が胸の中に流れ込んでくるような、凍り付いた氷が溶けていくような気がして、私は一人で涙を流しました。

母との誤解が解けたとき

実家に帰ったとき、母親とコーヒーを飲みながらこのことを話しました。(内心はものすごく緊張してドキドキしていましたが…)

私は「抱えていた誤解」と「気づいたこと」について一通り話してから、「私はお母さんに愛されてたんだと、すっごい時間がかかったけどわかったの…。ごめんねお母さん…」と伝えました。

話していると母の目が赤くなり、涙がうっすら浮かんでいるのが見えて、私も胸がいっぱいになりました。

母が小さな声で「ごめんね」と言ってくれました。

私も突然グっとこみあげてきて、思わず涙が出ました。

そして互いに言葉にできない愛を感じ、長年のわだかまりが溶けたのです。

もしかしたら私達は気づけていないだけで、誰かにこうやって守られていたのかもしれません。

私達は誰かにずっと愛されていたのかもしれません。

そんな気づけなかった愛を見つけられるといいですね。

私は「母に愛されていない」とずっと誤解していたくて(誤解しているほうが精神的に楽だったのかもしれません)、長い間この出来事を思い出したくなくて心の奥底に沈めていました。

私からも母からも「ごめんね」と言ったことのない、触れたくないトラウマになっていた出来事でした。ですがようやく口に出せたことで、愛情を感じて心を通わせあうことができました。

玉ねぎの皮のような感情の層?

母親との誤解を解いたこのエピソードは、妹との何気ない会話から生まれました。

私の心の感じ方が変化して、母の愛に気付いた…。
気づいたから感じ方が変わって、愛を受け取れたとも言えます。

私に心理学を教えてくださった平師匠の言葉を思い出しました。

「心の中を玉ねぎだと思ってイメージしてみなさい。玉ねぎの皮のように感情が薄い層になって何層も重なっている。玉ねぎの薄い皮を一枚一枚はがしていくように、見えない感情の層を焦らずにゆっくり一つ一つはがしていけばいいんだよ。。」

そしてある時ふと、自分の物の見え方や感じ方が変わっていると気付いたとき、私達は『癒し』を実感していくのだと思います。。

昔の私と同じように母子癒着で悩んでいる方のお役に立てたらと思い、母子癒着との葛藤を私はどうやって越えていったかについて、私の実体験を元に書いてきました。

このブログを読んで、私ももしかしたら「母子癒着かも?」と思われた方がおられるかもしれません。一人で悩みを抱えないでくださいね。安心感や希望が見えるように、ぜひお手伝いさせていただきたいです。

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