①自分の人生を自分で選ぶことが難しい、親や周りの意見を優先しがちな人はいませんか?

~自分の心が喜ぶ選択をして、幸せを受け取りましょう~
こんにちはカウンセリングサービスの美吉風香です。
心優しい親思いの人は多いとおもいますが、親の意見を尊重することをやりすぎてるかも?と感じることはないですか。

または自分の人生の大切な決断さえも親の意見を優先する、誰かの意見を聞かないと何事も決断できなくなったりしていませんか?

今回はもしそんな方がいたら、あなたが自分で自分が喜びを感じる人生を選択できるように、私の体験談をもってお話をさせていただきます。

私は21歳まで親に反抗した記憶がなく、反抗期がない子供でした。
学校でも家でも「良い子」「優等生」をずっとやってきました。

やがて高校を卒業して大学に進学するときに親もとを離れました。20歳の頃から心の不安を抱えるようになりはじめていました。

離れて暮らしてもアルコール依存症の父と支える母のことで頭は一杯で、両親を助けることが何においても最優先だと常に感じており「苦しんでる両親が早く楽になってほしい。」と心配だらけでした。

しかし、親を助けることをばかり考えているわりに自分も苦しくて寂しくて気がおかしくなりそうでした。頼る先もわからず、何もできてない無力感でいっぱいの日々を長く過ごしていました。

親を救えない自分はダメだと無意識に幼いころから感じていた罪悪感(自分は罰せられるに相応しいと感じる感情)が20代の終わり頃抱えきれないくらいに限界を超えてしまいました。どうにもこうにもいかなくなりカウンセリングを受けはじめました。

その時のカウンセリングでそう教わったのではありませんが、自分に向かっていた「自分はダメだ罰せられるべき」という強い罪悪感に耐えられずに今度は責めるほこ先が外に向かい

「こうなったのは親のせいだ」と親を加害者にして責めて、自分を被害者にすることで罪悪感から逃れようとし始めました。

親を恨む私になったのです。私が親を愛することを止めたのでした。

人は本来「人を愛したい生きもの」なので、私が親を理解すること(愛すること)を止めた時点で、心の奥ではオートマチックに私はしんどくなり始めていたのです。

このやるべきことをやっていない罪の意識は、とても深くてきつい罪悪感となって
その後の私の人生を更に苦しめていっていたのでした。

私の両親は私の依存的な態度をうけとめてくれていた訳ですが
パートナーや職場の人たちは大きな愛でうけとめてくれるはずもなく厳しいジャッジを受けるのでした。
私は怒られるたびに被害者意識の位置に入り込み相手を加害者にしたてあげて、実は私も相手を攻撃して問題を作っていたのです。

29歳の時に体調を崩し、親元に戻り一緒に暮らすようになったのですが、
よくある子供時代の反抗期以上の反抗をしてしまう悲しい結果を招きました。

口をきかない、ちょっとしたことで傷つき親はわかってくれないと泣き続け、
拒食症のように食事がとれなくなる事を無意識的にやっており、こうやって親を追い詰め罪悪感を感じさせて、私が被害者の形をとり実は親を攻撃していたのでした。
本当にひどい反逆者となり悪い態度をとり続け私は親を苦しめていました。

しかし、真実は私の頭の中にあったものとは違ってたと心理学を学ぶようになり後から知るのでした。

真実はこうです。

両親は私が幼いころからずっとずっと愛を注いでくれていたのです。

ただ、両親に余裕がなく私が思うような愛し方ではなかったのですが、そこには一生懸命家族を守ろうとしてる愛がいつもあったのでした。

父は社会で一生懸命戦い、家族を養い守るために巨大な借金を返し必死だった。
帰宅すると疲れ果てた心に追い打ちをかけるように、妻や子供達が怯える目で自分をみることで更にいたたまれなくなり傷つき、お酒に逃げるしかなかった父。

母は荒れる父をなだめるのに疲れ切っていました。
頼る人もいない知らない土地で3人の子供を育て、家事も仕事も必死だった。
何事も完璧にこなし頑張る自分を一人で耐えて孤独を感じていた母。

子供たち3人も親を喜ばせようと「いい子」をしていたのでした。

家族それぞれが愛をもって助け合おうとしていた。
そこにはとても大きな家族の愛があったのでしたが、その愛に気付けず心で繋がりあうことができずに、家族それぞれが孤独だったのです。

親を喜ばせることがどこか使命のように感じていた私は無意識に親の喜ぶであろう大学にいき、学部を選び、就職を頑張りました。
「自分が喜ぶ」でなく、「親はどう思うだろうか?」が基準でした。
自分の人生と親の人生との境目がなくなっていました。

親が喜ぶことが自分の喜びなんだと信じて頑張っていましたが、しかしいくら頑張っても私の心は幸せを感じられないのでした。

それは当たり前でした。

親が喜ぶことを基準に頑張っているので、私の心が喜ぶことを基準に選んでいないので、どんなにいい結果を手に入れたとしても、それは親が喜ぶ事で私の心から望んでいる事でないから、いい結果を受け取っても私の心が喜びや幸せを感じれないのでした。

次の第二部では、自分と親の本当の真実の姿を理解して癒しを進め
私が自分の心が喜ぶ人生を選択できるようになった方法をお伝えします。

②自分の人生を自分で選ぶことが難しい、親や周りの意見を優先しがちな人はいませんか?

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